今回の20周年の個展のテーマである新しいことと培ってきたこれまでのことの両方を魅せるということを最も体現している長財布です。

まずはこれまで培ってきた財布づくりのノウハウを無駄なく込めた設計。

そして挑戦的な染色技法で新しいデザインへの開拓を目指しました。

20年という年月を培ってきたからこその技法を新時代に向けて鳴らす鐘となる幕開けの作品になればと考え名付けました。

使用しているのはすべてベルギーの老舗タンナーMASURE社の高級ヌメ。MASURE社といえば「ルガトー」という革が有名ですがそのルガトーを凌ぐ価格のヨーロッパ原皮らしい綺麗なヌメ革です。

染色や加脂などの二次加工を目的に作られた革はなんでもやるfedz.にはもってこいの革です。ただ高ぇ…

今後もメインとなる革で使い勝手の良い財布を作り続ける、その一歩目の作品です。

黒い物だけ仕様が違いますので金額にご注意下さい。